労働問題とは

労働問題とは、企業と従業員の間のトラブルや、職場で起こる従業員間のトラブルをいいます。過重労働の問題やパワハラトラブル、解雇や懲戒処分のトラブル等がその代表例です。

雇用契約上の地位をめぐる問題については、以下のようなものが代表的です。

・不当解雇：仕事上のミスを理由にいきなり「明日から来なくていい、クビにする」と言い渡された場合
　事前の説明もなく突然リストラされた場合
・退職勧奨：「自主退職と解雇のどちらが得か考えてみろ」等、執拗に自主退職を迫られた場合
・派遣契約の更新拒否：派遣切りや雇止めにあった場合

雇用契約は、労働基準法・労働契約法・労働者派遣法などによって規律されています。
不当解雇や退職勧奨、派遣社員への派遣切りや雇止めは、いずれも労働基準法や労働契約法違反となる可能性があります。

未払い残業代などの未払い賃金をめぐる問題については以下のものが代表的です。

・残業代の未払い：時間外労働をしているのに残業代が支給されない、いわゆる「サービス残業」
　管理職であることを理由とする残業代の未払い
　固定残業代・年俸制を理由に残業代が支払われない
・退職金の未払い：退職時にトラブルとなり退職金の支払いがない
・不当な減給・降格：小さなミスや上司の機嫌など不当な理由で減給・降格されてしまった。

職場環境に関する問題としては以下のようなものが代表的です。

・いじめ：特定の上司から嫌がらせや同僚から暴力や脅迫、いじめをうける。
・パワハラ：従業員全員の前で怒鳴られる。
　ミスをした際に、人格を否定するような発言をされる。
・セクハラ：性的な目的で日常的に身体を触られている。
　交際相手の有無や性経験など、上司から性的な発言を受けている。

過労死や労働災害に関する問題については以下のようなものがあげられます。

・過労死：長時間労働によって身体に不調をきたし、亡くなってしまった。
・労働災害：作業中の事故で負傷した。
　出勤中・帰宅の途中で交通事故に遭った。

パークス法律事務所では、中央区、港区、渋谷区を中心に、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県にお住まいの皆様から、労働問題にかかるご相談を承っております。
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お困りのことがございましたら、当事務所まで是非お気軽にご相談ください。